【ポケモンZA】不具合やバグ対策について徹底解説

ゲーム攻略ライターのリクです。今回もよく話題に上がっているユーザーの悩みを解決していきます。

「ポケモンレジェンズZ-A（ポケモンZA）を遊んでいたら、突然フリーズした」「セーブデータが壊れないか不安」と感じたことはありませんか。2025年10月16日に発売された本作は、非常に評価の高い一方で、不具合やバグの報告も多く、プレイヤーの間で不安の声が上がっています。

この記事では、2025年10月30日時点で判明しているポケモンZAの主な不具合と、データ破損リスクが高い行為、そして今すぐ実践できる具体的な「予防策」と「もし壊れた時の対処手順」を分かりやすくまとめました。

特に「昼夜無限ループバグ」「ボックス満タンバグ」など、セーブデータに影響する可能性がある不具合については、発生条件と回避方法を丁寧に解説しています。初心者〜中級者の方でも、この記事を読みながら一つずつ対策していけば、安心してミアレシティでの冒険を続けられるはずです。

---

それでは解説していきます。

ポケモンZAの不具合の現状（2025年10月30日時点）

ポケモンZAは2025年10月16日に発売されたタイトルで、発売直後からさまざまな不具合報告が寄せられています。2025年10月15日にはVer.1.0.1アップデートが配信され、「オンライン要素で遊ぶために必要なデータ」が追加されましたが、重大なバグの多くはまだ修正されていない状況です。

任天堂公式およびポケモン公式が認めている不具合に加え、プレイヤーコミュニティからは以下のような報告が多数見られます。

編集部では、これらの不具合を次の3段階で整理しています。

公式が認めている2つの重大不具合

2025年10月30日時点で、公式が不具合として案内している内容のうち、特に注意したいのが次の2つです。

昼夜無限ループバグ（危険度：大）

「昼夜無限ループバグ」は、セーブデータ破損につながる可能性があるとされる、最も警戒すべき不具合です。

主な発生条件として報告されているのは以下のようなケースです。

発生すると、昼夜の切り替え演出が延々と繰り返され、プレイヤーの操作を一切受け付けなくなる事例が報告されています。この状態のままオートセーブが動作してしまうと、操作不能な状態がセーブされ、通常の方法では復旧できない可能性があります。

プレイヤーからは、「タイトル画面で上ボタン＋X＋Bを同時押しすることでバックアップデータからやり直せた」という報告もありますが、必ずしも成功が保証されているわけではありません。

編集部として推奨する予防策は次の通りです。

ボックス満タンバグ（危険度：中）

「ボックス満タンバグ」は、ボックスの空きがない状態でゲームを進めることで、ポケモンの捕獲が正常に行われなくなると報告されている不具合です。

特に注意したいのは次のような状況です。

この状態でイベントやサイドミッションを進めると、ポケモンが入手できないままクエストだけ完了扱いになり、再取得が難しくなる場合があります。例として、「ケロマツの挑戦状」でケロマツが手に入らなかった事例が複数報告されています。

予防として、ストーリー序盤から「ボックスに常に10枠以上の空き」を意識し、定期的に整理することをおすすめします。

プレイヤーから報告されている主な不具合

公式な案内以外にも、実際にプレイしているユーザーから以下のような不具合が多数報告されています。ここでは代表的な7つを整理します。

ダッシュできなくなる不具合（危険度：小）

Bボタンでのダッシュが突然できなくなり、移動速度が大幅に低下する不具合が報告されています。長時間プレイ後に発生するケースが多く、いったんゲームを終了し、Switch本体を再起動することで解消したというプレイヤーの声が多く見られます。

衣装・アクセサリーが初期状態に戻る不具合（危険度：小）

セーブデータをロードすると、衣装やアクセサリー、ヘアスタイルなどの見た目が初期状態に戻ってしまうケースがあります。ブティックで購入したアイテム自体は残っているため、再度着替えれば元に戻せますが、見た目にこだわっている方にとっては気になる不具合です。

衣装変更後に手動セーブを行い、ロード後は見た目に異常がないか確認しておくと安心です。

ポケモンが消えてしまう不具合（危険度：中）

捕獲したはずのポケモンがボックスや図鑑から消えてしまう報告もあります。特に「オヤブンラルトスの捕獲直後」や、捕獲演出中に昼夜が切り替わったタイミングなど、時間帯に関連するケースが目立ちます。

貴重なポケモンを狙うときは、昼夜切り替わり付近の時間帯を避けることが推奨されます。

サイドミッションが進行不能になる不具合（危険度：中）

特定のサイドミッションにおいて、「技を当てる対象に技を当てた瞬間」と「昼夜切り替わり」が重なることで、その後技が当たらなくなり、ミッションが進行不能になる事例が報告されています。

発生頻度は高くはないものの、クリアできなくなると進行に影響する可能性があるため、サイドミッションも昼夜切り替わり時間帯を避けてプレイするのが無難です。

ケロマツ挑戦状関連の不具合（危険度：中）

サイドミッション「ケロマツの挑戦状」をクリアしても、ケロマツがボックスや図鑑に登録されないケースが報告されています。この不具合は、ボックス満タン状態で報酬ポケモンを受け取った場合に発生する可能性があると考えられています。

対策として、このミッションに挑む前にはボックスの空きを十分に確保し、クリア後にケロマツが正常に登録されているか確認することを推奨します。

画面ノイズ・横線が発生する不具合（危険度：小）

長時間プレイ時に、画面に横線状のノイズが一時的に表示されるという報告もあります。現状では、Switch本体の再起動や、一定時間の休憩を挟むことで解消したという事例が多く、致命的な不具合ではないものの、視認性に影響する可能性があります。

NPCの当たり判定をすり抜ける不具合（危険度：小）

一定の条件で移動し続けると、NPCの当たり判定をすり抜けるような挙動が発生することがあります。ゲーム進行への影響は小さく、スクリーンショット撮影などの「ネタ」として扱われているケースもありますが、意図しない挙動であることは間違いありません。

データ破損につながりやすい危険行為

ここからは、不具合そのものではなく、「データ破損のリスクを高める行為」について整理します。これらはプレイヤー側の操作である程度回避できるため、あらかじめ知っておくことが重要です。

無限増殖バグの意図的な利用

特定の手順を繰り返すことで、色違いやオヤブンポケモンを何度も出現させる、いわゆる「無限増殖バグ」がSNSなどで話題になっています。理論上は同じポケモンを繰り返し入手できるとされていますが、セーブデータ破損リスクや、利用規約上の問題が指摘されています。

このような不具合を意図的に利用する行為は、データ破損の可能性を高めるだけでなく、オンライン環境でのペナルティの対象となる場合もあります。編集部としては、実行は推奨できません。

交代無敵バグのオンライン対戦での悪用

リアルタイムバトル中に、敵の攻撃に合わせてポケモンを交代することでダメージ判定を無効化してしまう「交代無敵バグ」も話題になっています。ストーリーモードでの利用をどう捉えるかはプレイヤーの判断に委ねられますが、ランクマッチなどオンライン対戦での使用は、マナーやフェアプレイの観点から問題視される可能性が高いです。

対戦環境を健全に保つためにも、オンライン対戦ではバグ技の使用を避けることが望ましいと考えられます。

アップデート中の中断・強制終了

ソフトのアップデート中に電源を切ったり、ゲームを強制終了したりすると、データの整合性が崩れ、セーブデータやゲーム本体のプログラムが破損するおそれがあります。

アップデート中は本体を安定した場所に置き、バッテリー残量にも注意しながら、処理が完了するまで操作を行わないようにすることが推奨されます。

今すぐ実践できるデータ保護の5つの対策

ここからは、編集部が実際に行っている「データを守るための5つの基本対策」を紹介します。どれも難しい操作ではないので、今日から取り入れてみてください。

1. こまめな手動セーブを習慣にする

ポケモンZAにはオートセーブ機能（おまかせレポート）が搭載されていますが、それだけに頼るのはリスクがあります。重要なイベントや貴重なポケモンの捕獲前などは、手動セーブを併用すると安心です。

2. バックアップデータ機能を理解しておく

タイトル画面で「上ボタン＋X＋B」を同時押しすることで、バックアップデータから再開できる仕様があります。バックアップは主にポケモンセンター利用時に更新されるため、重要なイベント前にはポケモンセンターを利用しておくと、いざという時の保険になります。

3. 危険な時間帯（昼夜切り替わり）を避ける

多くの不具合が「昼夜切り替わり前後」に集中しているという報告があるため、特に以下の時間帯に重要なイベントや捕獲を行うのは避けるのが無難です。

• おおよそ7:50〜8:10
• おおよそ20:50〜21:10

4. ボックス整理を定期的に行う

ボックス満タンが原因と思われる不具合を防ぐため、常にボックスに余裕を持たせることが重要です。用途別にボックスを分けたり、不要なポケモンの整理をこまめに行うと、管理がしやすくなります。

5. 公式情報と攻略サイトを定期的にチェックする

不具合に関する最新情報や修正パッチは、ポケモン公式サイトや公式SNS、信頼性の高いゲーム攻略サイトなどで随時発信されています。定期的にチェックし、既知の不具合や推奨される対策を把握しておくと安心です。

データ破損が起きたときの対応手順

予防策を徹底していても、運悪くデータ破損と思われる症状に遭遇する可能性はゼロにはなりません。その場合は、以下のステップで落ち着いて対応することをおすすめします。

Step1：バックアップデータからの復旧を試す

まずは、タイトル画面で「上ボタン＋X＋B」を同時押しし、「バックアップデータから始める」を選択します。最後に利用したポケモンセンターまで巻き戻される仕様のため、それ以降の進行は失われますが、完全消失よりは被害を抑えられる可能性があります。

Step2：任天堂サポート・ポケモンカスタマーサポートに相談する

バックアップで復旧できない場合は、公式サポート窓口に相談する選択肢があります。発生状況やエラーメッセージ、試した対処などを整理して伝えることで、個別のアドバイスや対応を受けられる場合があります。

Step3：最終手段としてセーブデータ削除を検討する

すべての手段を試しても復旧が難しい場合、セーブデータ削除からの再スタートという選択肢もあります。この場合、これまでの進行状況やコレクションは失われますが、再度のプレイを通じてより効率的に遊べるようになるという側面もあります。

新しく始める際は、本記事で紹介した予防策を最初から意識することで、同じトラブルに遭遇するリスクを大きく下げられます。

バグ技との付き合い方とフェアプレイの考え方

無限増殖バグや交代無敵バグなど、SNSや動画サイトで話題になっているテクニックは、多くのプレイヤーにとって興味の対象になりがちです。しかし、これらはデータ破損のリスクや、他プレイヤーとの公平性に影響する可能性があります。

特にオンライン対戦では、バグ技を意図的に利用する行為はマナー違反と受け取られることが多く、場合によっては運営側のペナルティ対象になることも考えられます。安心して対戦を楽しむためにも、「知識として把握しつつ、実戦では使わない」という姿勢を取ることをおすすめします。

よくある疑問と基本的な考え方（Q&A形式の要約）

ここでは、プレイヤーから特に多い質問と、その考え方を簡潔にまとめます。

オートセーブは解除できる？

ポケモンZAのオートセーブ（おまかせレポート）は、現時点ではON/OFFを切り替える設定項目がありません。オートセーブを前提としたゲームデザインになっているため、手動セーブとの併用でリスクを管理する形になります。

セーブデータのバックアップはどこまで可能？

Nintendo Switch Onlineのクラウドセーブには対応しておらず、外部に自由なバックアップを取ることはできません。一方で、ゲーム内のバックアップデータ機能（タイトル画面からの復旧）を理解しておくことで、一定のリスク軽減は可能です。

不具合で消えたポケモンは補償される？

現状、個別のポケモンやセーブデータ消失に対する公式の補償制度は確認されていません。そのため、損失を前提として補償を期待するのではなく、予防を徹底することが重要になります。

最も注意すべき不具合はどれ？

セーブデータ破損のリスクが高いとされる「昼夜無限ループバグ」は特に注意が必要です。また、無限増殖バグのように、意図的な利用がデータ破損やペナルティにつながる可能性がある行為も控えるのが無難です。

今後のアップデートで不具合は改善される？

Ver.1.0.1時点では、オンライン関連の改善が中心で、主要な不具合の多くは残っています。次回以降のアップデートで修正が行われることが期待されていますが、具体的な配信時期や内容については公式発表を確認する必要があります。

まとめ：不具合情報を活用して安全にポケモンZAを楽しむ

ポケモンZAは、不具合報告が多い一方で、世界観やバトルシステム、やり込み要素など、多くの魅力を備えたタイトルでもあります。不具合に対して適切な知識と予防策を持つことで、リスクを抑えつつ冒険を楽しむことができます。

これらのポイントを意識することで、不具合への不安を減らし、安心してミアレシティでの冒険を続けられるはずです。本記事が、ポケモンZAを長く快適に楽しむための一助になれば幸いです。

---